月のカラダ <2008.9月〜2009.12月


** 真夏のカラダ **  「心臓と小腸」   8月は奈良の燈火会で鎮魂。

さあ、夏本番!暑い日が続きますね。

気を抜いていると知らない内に夏ばて特有の
「体がだるい」「食欲がない」「気力がない」なんていう症状に悩まされてしまいます。

6〜8月の最も暑い季節は心臓・小腸「循環器系」がフル活動で働いてくれます。

心臓・小腸は体内での熱や血液の循環を行ってくれてるからなんです。

ただし、オーバーワークになってくると、

こんな症状があらわれてきます。

“顔がほてるが手足は冷たい”

これは「冷えのぼせ」と言って、熱の循環が上手くいってなくて、熱がアンバランスになった状態です。

通常はよく耳にする“頭寒足熱”という状態が好ましいのですが、冷えのぼせは上半身や顔は熱いけど、手足は冷たいという症状です。
こういう方は自分が冷え性だということに気付かないことが多いので、なかなか改善しないようです。

原因としては果物、冷たいもの、甘いものを摂り過ぎると、血が上気して冷えのぼせの症状が出やすいので、そういったものは控えましょう。

足元に血を下ろすには、土の中の食べ物、根菜類を食べると足腰にエネルギーをおろすことができます。

“多汗症、お風呂に長くつかれない”

心臓の収縮力が弱いため、熱の循環がうまくいかないようです。こもった熱をなんとか冷却しようとして、汗が多くでてくるのです。

逆にまったく汗をかけない人も心臓・小腸が弱っているようです。

“舌をよく噛む、痛みがある”

心臓が舌を管理しています。心臓と舌は経絡でつながっているんですね。

心臓病の薬が舌下錠なのも、それが一番吸収が早いからです。

心臓が脱塩症状を起こして、心臓の収縮力が落ちてくると、舌に痛みが出たり、舌をよく噛んだり、どもりや舌足らずなどの言語障害があらわれてきます。

“ついお酒を飲み過ぎる”

お酒が好きな人は暑くなってくるとビールが飲みたくなりますよね。

アルコールを飲むと夏ばての症状が和らぐのですが、飲みすぎると脱塩症状を起こして、心臓の働きが弱まります。
ろれつが回らなくなったら要注意ですよ。

昔の人はお酒を飲むときは、必ず塩をなめていました。これはアルコールによる脱塩症状を防ぐためなのです。

◆“苦いものを好む”

心臓・小腸が疲れてくると苦いものが美味しく感じられます。
焼肉、焼き鳥、卵焼き、ハンバーグなどをよく食べる人は、血液中に油分が過剰になり、心臓はオーバーヒートを起こしてしまいます。

同じ焦げたものでもごはん(でんぷん)のおこげは、汚れた血液を吐き出して、流れをよくしてくれます。

あとはゴーヤ、ヨモギ、大根葉、人参葉、パセリなどの苦味は血液中の老廃物を分解して血液の流れをよくし、心臓の負担を減らしてくれます。

◆“気持ちが落ち着かない”

緊張すると心臓がドキドキしたり、好きな人の前にでると、心臓がときめいたりするのは、心臓とココロが密接な関係にあることを示しています。

心臓の鼓動が安定しないと、気持ちも落ち着きがなくなり、夜なかなか眠れず、体が疲労してきます。

夏にでてくる症状は夏のもので

夏場はやはり夏野菜です。夏野菜といえば、トマト、ナス、キュウリなどがとれますね。
夏野菜は体を熱を循環する、天然の冷却材です。

特に心臓と同じ形をしたトマトは血管に詰まった汚れを分解して、血液をサラサラにして、心臓の働きを助けてくれます。

夏には夏のものがよいのですね。ただし、夏野菜は脱塩するので少し塩気をつけると良いです。

さらにいつでも最高の働きをしてくれるのが「梅干」です。

梅干は不足しがちな塩分の補給、疲労回復、食欲増進をすべて行ってくれます。
夏ばてになったときは梅干をなめていると、復活しやすいですよ。

あと血液を循環させるためには呼吸法がよいのですが、一番良いのは「笑う」ことです。
笑いは横隔膜が振動して、血液をくまなく循環させてくれます。なので、面白くなくても笑いましょー。

面白いことどんどん見つけて笑いましょー。
ただし、ニヤッとした含み笑いじゃなくて、ワハハといった元気な笑いですよ。

普段の生活を見直して、楽しみながら、心の火をしっかり灯して、夏を元気に過ごしましょう。
夏野菜をなんでも食べやすく切ってボウルに入れ、塩こしょうを軽くして、オイルと寿司酢で和えると
いくらでも食べられますよ。翌日味がなじんでさらに美味しくなります。
キュウリの酢の物にサバを入れるとすごく美味しいですよ。
ゴーヤを炒める時塩昆布を入れると美味しくなりますよ。
夏野菜をどんどん食べましょう〜〜!!



** 12月のカラダ **  「冬の養生”腎”」   まっ赤な星が消えて真っ青なトラ

12月になってくるとさすがに気温がぐっと下がり、冷えてきます。
体内の新陳代謝も衰え、細胞の活動もにぶくなってきます。
まさしく「冬眠状態」に人間もなってきます。

冬はあまり活発な活動はせずに、東洋医学で言うところの「閉蔵」を心がけます。
「閉蔵」とは、内にこもることです。じっと内側に向かい力を蓄えることです。
冬に蓄えた人は春から活発に動け、夏も元気に過ごせます。

おうちでゆっくりとする時間を増やし、お茶を飲みながらのんびり。
音楽を聴きながらゆっくりと瞑想。 などいつもより静かに暮らします。

そして、他の季節よりも30分くらい早く寝て、30分くらう遅く起きる・・
つまりは他の季節よりも1時間ほど多めに寝て体力を蓄えます。

忘年会の連続で活発的に過ごしすぎると、あとの季節でかならずツケがやってきます。
冬は「内へこもる」・・・頭のすみに入れておいてくださいね。
1年の終りに「今年の自分はどうだったかな」・・と2009年の自分に思いをはせてみましょう。

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冬に一番重きをおきたいカラダの働き・・・それが冷えと密接な関係にある「腎系」です。
体の中で一番冷えの影響を受けるのが、この腎系だからです。
「五行(木火土金水)」で見ると、腎は「水」。冷えるとその冷えは全身をむしばむことになります。
腎系が弱ると「老化」もすすみやすくなりますよ〜。 
なぜって、老人=老(廃物を排出できない)人 だからです。 腎臓は排出に大きく関わる器官ですから。

「腎系」に含まれるもの・・・もちろん腎臓、そして膀胱、生殖器(ホルモン)、甲状腺(代謝)、耳、脳の海馬なども含まれます。
女性は特にこの「腎系」が弱い人がとても多いのです。(私も)
腎が弱ると、睡眠も深く取れないことが多いのです。
寝ても寝ても眠い人は腎が弱っているのかもしれません。

腎系の中の腎臓が弱っているひとつの目安として「オシッコが透明」だと腎臓が弱っています。トイレでチェックしてね。
あと「目の下のクマが消えない」「暑くないのにやたらと汗をかく、変に寝汗をかく」「
「耳の病気や飛蚊症」なども東洋医学では腎臓の弱りです。
肝臓が悪くなるとお腹から下がムクみますし、心臓が悪かったり運動不足なら下半身がムクみます。
でも、腎臓が悪くなると全身がムクむのです。

大切なこの腎を冬にきちんといたわると体は2乗強くなり、冬にいじめると体を2乗弱らせます。

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「健康のために水を1日2リットル飲みなさい」なんて話をよく耳にしますが、自分の体の状態を見極める必要があると思います。

肉食が多い方、油ものをよく摂っている方はやはり水をある程度多めに摂る必要があると思いますが、
冷え性の方やむくみやすい人は摂取を気を付けなければいけません。

もともと日本は湿気が多くて、水はけが悪く、水分を摂り過ぎると冷え性になったり、むくみやすいため、
食事の中で水分を補給してきました。

日本のお米は水分が多くもっちりしていますし、和食には必ず味噌汁がついてきます。
野菜も生のものより煮炊きしたものをとって、身体が冷えないように気をつけてきました。
(そういえば煮炊きって湯に砂糖も塩も入っていて・・「経口捕塩水」ですね!)
その他の水分といっても食後に温かいお茶を一杯程度です。

水分代謝をおこなってくれる腎臓は非常にすぐれモノで、水分が足りなければ「喉が渇いた」と脳に命令して、
水分を摂るように促します。 反対に体が冷えてくれば、水分を尿として排出して、体の塩分濃度を高めて体温を上げてくれます。
必要以上に水分を取る必要がなく、必要なときは体が教えてくれますよ〜。


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そしてもう一つ大切なのが「良い塩を摂ること」です。
冬の寒さに耐えるために体は塩気のある食べ物を好みます。
天然の塩には保温作用があるからです。(精製塩ではダメです)
さらに海水からつくられた塩はミネラルバランスが人体と近いため、体の新陳代謝を促してくれます。

海水中のミネラルがそのままの形で残っている「天然塩」なら、血圧を上げることもなく「腎」の働きを高めてくれます。

その他「腎」を助けてくれるのが味噌や醤油をつかってじっくり火を通したものです。
あと昆布やわかめなどの海藻も「腎」の働きを高めてくれます。
さらにねぎや玉ねぎ、大根のような「辛味」をあわせて使う事により、発汗や利尿を促進してくれます。


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もともと人間の体はミクロコスモスとも言われ、地球ととても似ているんです。
地球の約70%は海で3.4%の塩水、それに対して人体は約70%が血液を含む体液で0.85%の塩水です。

人間は進化する過程で海水を体液として体内に取り込み、これを保持することで
体の環境バランスをとってきたと言われています。  
だからかな?海水ミネラルは人間の体液と成分構成がよく似ているのです。

それだけ「水と塩」は人体と深い関係性があると言えます。

腎は血液を濾過するという重要な役目の為に、毛細血管がびっしりと張り巡らされています。
腎は毛細血管の塊です。
なので「腎は血流が悪化しやすい」とも言えますし、「腎の血流が低下すると本来の腎の役目が果たせなくなる」。。。
そこで腎を元気にするには → 『しっかりと温めましょう!』

来月に書く予定の「睡眠とアンチエイジング」で詳しく説明しますが、腎系にも共通しているのでさらりと書きます。
<若い>・・・ゆるめて。 温めて。 出して。
<老化>・・・固くて。 冷やして。 溜め込んで。 

しつこいくらいに言いますが、体を温めることは「百利あって一害なし」です。
冬の過ごし方が春からの1年を左右します。 冬にしっかりと腎系をいたわって冬にこそ”元気”を蓄えましょう。
温めて、温めて、温めましょう〜。

水と塩を上手く活用して、腎を温めて元気にし、元気元気で年を越しましょうー。^0^/

<★2008.12月と2009.1月に書いた「水の大切さ」も併せて読んでもらえたらいいと思います。>


                     




** 11月のカラダ **     
                        秋は夕暮れ。 夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、  
                               二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。(「枕草子」より)


さあ、これからどんどん気温は低くなってきます。 特に朝晩はぐっと冷えますので特に首を守ってくださいね。
今月は重要な「冷え」についてのお話をしましょう。

体を温めることは「百利あって一害なし」です。
よく骨折や捻挫をしたときは温めちゃダメ、冷やして・・と言われますが、これは温めるとそこへ血液が集まり
痛みが倍増するからです。
痛みさえ我慢できれば(骨折なんて我慢はムリかな)、温めてそこへ血液を集めたほうが早く治癒に向かいます。

『病気は冷たいところに起きる』
この言葉も覚えておいてくださいね。

50年前、日本人の平均基礎体温は36、5度でした。
それが現代では35度台のいわゆる「低体温」の人が増えています。
厚生省が発熱の基準とする体温は37.5度。
健康維持に最適な平熱は36度台後半〜37度とされています。(意外に高いのですよ〜。 わたしは平均36.6度デス)

基礎体温は一日の中で変動します。朝は低めで午後から夕方にかけて高くなります。
1日2回、朝と晩、時間を決めて数日測ってみましょう。

<36.5度> 理想的な体温。血行も良く、免疫力もあります。ガンになりにくい。
<35.5度> この体温が続くと排泄機能が低下し始めます。便秘、むくみなど。
          また、自律神経が乱れ始め、アレルギー症状が出やすくなります。
<35.0度> ガン細胞が最も活動的・活発的になりやすい体温です。
<34.0度> 水におぼれた人が救出後、生命の回復ができるかどうかの体温です。

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冷えの原因は4つ!
@食事  A飲物・果物・菓子  B運動不足  Cストレス D薬  です。

@食事; 体を温める食事を心がけましょう。 最もお勧めするのが生姜です。あとにんにく、根菜類、
       鶏肉、小魚、発酵食品、スパイス、など。

A飲物・果物・菓子; 特に南国で摂れた果物は体を冷やします。カフェインも。
       冷蔵庫や自販機から出てきた冷たい飲物は口に入れた瞬間、腸の血流が弱まります。
       糖分の摂り過ぎは血中に血糖や中性脂肪が増えて血行が悪くなり冷え性になります。

B運動不足; 人の体温の50%はなんと、筋肉で作られています。その筋肉の70%以上が下半身に存在します。
          足をよく使う運動は体を温めるのにとても効果的。一日30分を目安に歩くと冷えは改善されてきます。
          一日40分さっさと歩くと体重が確実に減少してきます。 自転車漕ぎで1時間以上なら確実に筋肉がつきます。

Cストレス; ストレスを受け過ぎると自律神経のバランスが乱れます。 ストレスによって自律神経の中の
        「交感神経」が緊張すると血管が収縮し、これが長く続くと血流が悪くなり体温が下がってしまうのです。

D薬; 便秘で薬、肩こり頭痛で薬、胃が痛くて薬、腰やヒザで薬、高血圧で薬・・・現代は安易に薬を飲む機会が多いです。
      でも薬は「化学薬品」です。この化学薬品のほとんどは体をかなり冷やします。
     例えば「解熱鎮痛剤」と言われるように鎮痛剤は体温を下げます。せっかく熱を出して体温を上げ免疫を上げているのに
     解熱鎮痛剤で体温を下げ無理矢理熱を下げてしまうと人が本来持っている「治る力」が弱くなります。
     熱が出て2日目までは解熱剤を使用しない医者もいます。インフルなどで高熱ときちんと闘ったあと妙に体がスッキリしているのは
     体が本来持っている免疫力を最大限に使い、デトックス(毒素排出)までしてしまうからです。


冷えの原因と言われているもののほとんどが「血液の循環の悪さ」ですが「活性酸素」も影響を与えます。
ストレスや薬による冷えは交感神経が緊張して血流が悪くなるのですが、
交感神経が緊張すると血液中に「顆粒球」という物質が増えます。
この顆粒球が大量の活性酸素を発生させて血液を酸化させ、酸化した血液は血管の中で流れにくくなり血液循環が悪くなります。
この活性酸素は増えすぎると冷えや内臓にダメージを与えたり、老化を早める原因にもなります。
(この活性酸素の除去に今注目されているのが「水素水」です。)

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基礎体温が上がると体はどうなるのでしょうか・・・。
    ↓
「血流が良くなり体全体に充分な酸素と栄養が行き届くようになる」
「筋肉や骨の修復がスムーズに行われ、凝りや張りが起こりにくくなり、骨粗しょう症の予防にもつながる」
「胃や腸の蠕動運動が活発になり、便秘解消や宿便予防にもつながる」
「脳の血行も良くなり、脳の活性化が進み、機能アップにもなる」
「自律神経が乱れにくくなり、乱れても改善しやすくなる」
「免疫力(毎日健康な人でもガン細胞は400〜1000個は出来ています。それを全て消してくれるのも免疫)が上がる」

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冷え性改善におすすめ!!「2分間片足立ち」
片足立ちで1分、両足で2分。これだけで足の骨には小一時間歩いたのと同じ効果があります。骨盤周りの筋肉も鍛えられます。
太ももを高く上げると負荷が高くなり太ももの筋肉が鍛えられます。
ふらつく場合は壁や椅子の背もたれを持って行ってください。

「基礎体温を上げましょう!!」 サロンに来られる方にはしつこいくらいに冷やさないで!と話をします
。^ー^


{おまけ}
私は果物の中で柿が一番好きで、秋から冬にかけて毎年100個くらい食べてしまいます。(今年もすでに20個)
大好きな柿の効用をご紹介しましょう。

栄養的に観ても優れものです。
免疫力を高め、鼻やノドの粘膜を保護してくれるβカロチンがたっぷりと含まれています。
抵抗力をつけるビタミンCはみかんの2倍。
赤い色は医者要らずと言われるトマトと同じリコピン。
さらにアルコール分解酵素がたくさん含まれているので、食前に食べておくと二日酔いも軽減されると言われています。
柿の前を素通りできず、ついついたくさん買い込んでしまうのは効用ではなく、ただただ柿の味や甘さが好きなのですが。

<大好きな柿料理>
薄く切った柿を「酢大匙3、ハチミツとオリーブオイル大匙1」で和えて春菊の葉っぱの部分を混ぜるだけ。
ちょっと甘酸っぱいドレッシングと柿の甘さがほろ苦い春菊とよく合ってもりもり食べられます。^ー^
柿の丸焼きもめちゃ美味しい!! 焼き茄子ならぬ焼き柿。皮は真っ黒になってもつるりとむけます。
柿は食べ過ぎると体を冷やすといわれてますが、この方法なら逆に体を温めます。(漢方本より)




 ** 10月のカラダ **     空気が澄んできます。


10月になると朝晩がどんどん冷えてきますね。 夜になると寒いくらいです。
こうなってくると骨盤が徐々に閉じてきます。

「食欲の秋」と言いますが、本来骨盤が閉じてくると食欲も閉じてくるのがカラダの正常な反応です。
少しの食べ物でもカラダが満足するように、小さくて栄養のある木の実やキノコ類などがこれからどんどん出てきます。
ではなぜ「食欲の秋」なのでしょうか???
それは「カラダが冷えてくること」と関係があります。
カラダが冷えるとどうなるか? → 腎の機能が弱ります。

「2月のカラダ」でも書きましたが、 腎の機能が低下すると、どうなるか? 
食欲が増してしまうんです。
腎は、体液中の酸を尿酸にして、体外に排出するのですが、その機能が低下すると、
腎だけでは酸を処理しきれなくなり、その酸は胃にまわってしまいます。
つまり、胃酸が濃くなる。すると、余計に食欲が湧いてくるのです。
たとえ、胃腸がヘロヘロでもです。 どうしても何か食べたくて仕方がなくなります。
そして、食べれば食べるほど余分な酸が増え、食欲がわく・・・・悪循環です。 怖い〜。

それを防ぐためにはどうするか? 異常な食欲を抑えるには何がいいか?
答えは「足湯」です。

足湯はその効能を上げたらキリがないくらいに良いことづくめなので、
サロンに来られた方にも「足湯」「足湯」とうるさく言ってしまいます。

足が冷えると、腰にくる。腰痛の人は冷えに注意です。
下痢や肩こり、偏頭痛にくる人もいます。
足を温めると一気に治ってしまうことがよくあります。

最初にコップ一杯の水を飲んでから始めてください。
温度は熱めがいいです。 45〜47度くらい。
足がまっ赤になって汗がじんわり出るくらいまでつけてください。
少し冷めたらさし湯を。水筒に熱湯を入れて横に置いておいてもいいですね。
赤くなるまでやってください。
お湯から出したら乾いたタオルでようく足をふいてください。

食欲を抑えるには足湯。
そして簡単な体操があります。
足を肩幅に立ち、手の甲同士をひっつけてそのまま上へ。脇を伸ばします。
腎臓を刺激するので、腎機能アップにもつながります。

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足湯は風邪のひきはじめにもとてもいいのです。
この時期、朝晩が冷えるので風邪をひく方が多いですね。

「風邪になったらお風呂はいけない」とよく言われますね。
いえいえ。

風邪は『蓄積した老廃物や体内のウィルスを一掃させるために起こる体の自衛反応』です。
風邪をうまくひいたあとは、体が以前よりスッキリとしているはずです。特にインフルエンザなどは。
だから風邪は治すのではなく、「経過させてしっかりとひききる」ことが大事です。
ウィルスは38度や39度で死滅するので、しっかり体温を上げていくこと。
間違っても解熱剤なんかで無理矢理熱を下げてしまったら、体の抵抗力はどんどん弱っていきます。
(解熱剤で無理矢理熱を下げても体は重く、だるいまんまです。 こじれさせているのです。)

こうやって、小まめに風邪をひいていると、大きな病気にかかりにくいんです。
風邪は身体の補正作用ですから。 風邪をひくことにより、調整しているんです。
だから、こじらさないように「上手にひききること」が大事です。

「風邪をひいたらお風呂に入りましょう〜!」
・・・・エッ?? それはあかんでしょう? 
実は風邪をひいたときこそ、お風呂に入ると早く”経過”させます。
ただし、やってはいけない入り方があります。
「寝際に入ること」 「ぬるま湯に長くつかること」 「汗をかいたままにすること」
・・・これらは全て体を余計に冷やし、長引かせます。

大事なことは
「熱めのお風呂(43〜45度)に足が赤くなるまで入り」
「汗をたっぷりかき」
「きちんと拭く」

高熱が出て、とてもお風呂は無理・・・という方は
「レンジでチンした蒸しタオルを後頭部に1時間ほど取り替えながらあてておく」といいです。
汗がじんわりと出るくらいまで続けてくださいね。
(蒸しタオルも肩こりや偏頭痛にもいいですよ)。

そして、風邪の引き始め、熱があるうちは少々動いてもいいのですが、
平熱に下がって治りかけに動くのがダメなんです。
ここが落とし穴で、熱が平熱に下がったら「治った治った♪」と仕事をがんばったりするのですが
この時期に無理をすると、「風邪は万病の元」と言われる『二次的な症状』を引き起こしやすいのです。
後々に影響してきますから、熱が下がって治りかけたときこそ、ゆっくりおとなしくしておいてください。

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さあ〜〜これから空気も体もどんどんと冷えてきますよ〜〜。
温めて温めてしつこいくらいに温めて。
インフルエンザに打ち勝つ免疫力も基礎体温が高いことが条件です。(理想は37度近く)
朝起き掛けに白湯を飲んだり、体を温める食べ物(生姜など)をとったり、首のうしろに蒸しタオルあてたり、
梅醤番茶を飲んだり・・・・少しの努力で体の冷えは蓄積されなくなります。
代謝が上がり、異常な食欲も抑えられ、太りにくくなるので、体を温めることはいいことづくめです。^ー^




   ** 7月のカラダ **   46年ぶりの日本での皆既日食
                                          (輝くダイアモンドリング)

夏に多くの人を悩ますのが「夏バテ」。
食べられない、だるい、眠い、頭もカラダも重い・・・・
なった本人でないと夏バテの辛さはわからないものです。

体は暑くなると皮膚の血管を拡張したり、汗をかいたりして、体内の熱を外へ逃がそうとします。
でも日本の夏の湿度はものすごいので、せっかくかいた汗が皮膚上からなかなか蒸発せず、
どうしても体内に熱がこもりやすくなります。
そのため、自律神経にも負担がかかり、体が不調を起こしやすくなります。
自律神経が不調になると胃腸の働きも急激に弱まり、体温調節のための余計なエネルギーを
使わなければならなくなってくるので、いつも以上に疲労が大きく、だるくなり、しんどくなる。
これが”夏バテ”と呼ばれるものです。

もともと高温多湿の日本の夏は夏バテしやすい環境にあるのですが、
最近はクーラーによる急激な温度の変化が加わって「自然な体の調節」を余計に狂わせることになり、
夏バテする人が年々増えているのです。

夏バテ予防には「充分な睡眠(体の回復にとって睡眠は最大の効果です))」、
そして、「適度な運動」と「水分補給」が重要です。
と言っても清涼飲料水やアイスクリームの取りすぎは胃腸を弱らせますので、
できれば水分の多い夏野菜や果物をたっぷり摂る、少し塩分の入った常温の水を摂取する、
など、心がけていきましょう。

また夏場は普段よりもエネルギー消費量が多くなるので、食事の栄養バランスに気をつけてください。
なんと言っても良質のたんぱく質、ビタミン類(特にBとC)の補給はとても重要です。
豚肉や鰻は夏にもってこいの食材ですし、ビタミンを多く含む旬の夏野菜もたっぷりと摂るようにしましょう。
ニンニクや唐辛子、青じそ、みょうが、葱などのスパイスや薬味もたっぷりと。これらは発汗を促し、
カラダを元気にする作用をします。

暑いからとじっとしているのではなく、適度に動いて汗をかき、老廃物を出し、たっぷりと休むようにしましょう。
夏こそ「栄養・休養・睡眠」が重要になってきます。

夏バテに負けないカラダづくり。 日本の猛暑を制するものは病気を制すると言います。
カラダをクーラーなどで甘やかさず、この暑い夏こそ、カラダの底上げをしていきましょう。




    ** 5・6月のカラダ **    てんまりのような紫陽花

汗をかく場所。
人によって、それぞれですよね。
額にばかり汗をかく人。
首、背中、脚の人もいますね。
また、左右半身どちらかにかく人。
さらに、上体と下体で偏る人もいます。
あなたは、どこに汗をかきますか???


実は、人によって、よく汗をかく場所が異なるのには、理由があります。
そこに、疲労や毒素がたまっているのです。
それを汗によって、排出するわけですね。


梅雨は、湿度が増します。すると、息苦しくなります。
皮膚呼吸が自由にできないのが原因です。
空気が乾いていれば、汗になる以前に蒸発することもあります。
これが、自然のクーラーになっているんですね。
だから、体感的な涼しさ、過ごしやすさには、温度だけでなく、湿度も重要な要素です。


疲労を排出する汗。

それだけでなく、汗というのは、使い込みにより硬直し、
ねじれた筋肉をゆるめる働きをも持っています。
だから、いい汗をかくと、さっぱりするわけです。


さらに、汗は、身体に取り込まれた公害物質や、重金属、
アルコールや薬品など、蓄積すると中毒やアレルギーを引き起こしかねない
毒素を積極的に排出してくれるのです。
なので、汗をかきにくい身体というのは、疲れやすいし、壊れやすいのです。


ところが、汗の出過ぎる身体も疲れやすくなります。
こんな時は、おしっこで排泄すべきものまで汗になります。
すると、皮膚呼吸の代謝が過剰になり、呼吸器が疲れてしまうんです。


汗をかく場所。
例えば、呼吸器に毒素が集中しているとします。
すると、胸や肩甲骨上部に汗をかきます。
神経系なら、頭や首に。
関節炎を持っている人なら、治る過程で、関節周辺ばかりに汗をかきます。


ところで、ここに汗をかくときは、気を付けてほしいことがあります。
汗をかいて、そのままにしておくと、冷えてしまいます。
せっかく、疲労や毒素を外へ排出しようとした汗が、
また、内に戻ってしまうんです。
すると、そこがまた硬直してしまいます。


しかも、一度、ゆるんだものが硬直することは、
じわじわと硬直したもの以上に「硬直が激しい」のです。
さらに、偏って汗をかく場所というのは、身体にとって、急所です。
何としてもゆるめたいところ。
そこがさらに硬直してしまうのですから、影響は一層激しくなります。


とりわけ、こわいのが首です。
首の汗を内に戻してしまうのが一番こわいんです。
大雑把に言えば、首の右側を冷やすと、頭の血が下へ降りなくなってきます。
結果、脳が充血したようになってしまいます。


逆に、首の左側を冷やすと、頭のほうへに血が”めぐらなくなります。
結果、脳が「貧血状態」になります。
脳梗塞や脳軟化を引き起こしかねません。


でも、最も深刻なのが、首の真後ろ、真ん中ですね。
ここにあるのは延髄。
延髄の血行が阻害されると怖いのです。
いろいろな麻痺やパーキンソン病、痙攣などを引き起こしかねません。


そんなときは、すぐに後頭部を温めてください!!
熱めの蒸しタオルで5〜6分。
とにかく、筋肉がゆるむまでやってください。
首の左右、どちらかが硬直している場合も同じです。
喫茶店で熱いおしぼりが出てきたら・・ますは首のうしろへ!!
耳の後ろから鎖骨のほうへあててください。(胸鎖乳突筋)。
首のうしろは常にしっかりケアしてあげてくださいね。
東洋医学では、風邪は(夏も冬も)首のうしろから入ってくる・・と言われています。


汗をかいたら首だけでもすぐに拭く。
地下鉄やJRはかなり冷えるので、乗る前にしっかり拭いてくださいね。
間違っても汗を体内に戻さないように。
そうして元気にこれから始まる夏を乗り切りましょう〜!




  ** 3・4月のカラダ **   野山は春です

ズバリ一言。「気温差に注意!」です。
春というより、初夏のような日差しです。
お陽さまの光を浴びていると、気持ちいいですね。
でも、一日中、外にいると、そうも言ってられないですね。
日焼けも気になります。 4月の紫外線は9月に匹敵するそう。


そして、もう汗ばんでくることでしょう。
でも、まだ身体は、まだ、冬から目覚めたところです。
なかなかこの急激な変化には、追いつけません。
そのくせ、まだ、ほんとの初夏ではありません。
朝夕は、それなりに冷え込みます。
そして・・・・・
この時期、意外に体調を崩す方が多いんです。


暖かくなったら、体調が良くなる人が多いのでは?
そう思いたいところですね。でも、その逆なんです。
何よりもその原因が、気温差です。

初夏のような日が何日か続いたと思えば、また、急に冷え込んだり。
また、昼間は暑かったくらいなのに、夕方になると、急に肌寒さを感じたり。
この変化に身体がついていけないわけです。


特に、汗の処理がポイントになってきます。
汗は、しっかりかいてもらったらいいのですが。

汗には、いろんな働きがありますね。
体温の調節。
疲労の調節。
老廃物の処理。

でも、これらは、「出しきってこそ」の汗なのです。
つまり、引っ込めるのが一番良くないんです。
専門用語では、「冷えの内攻(ないこう)」と言います。
かいた汗が、身体の内側に戻ってきてしまうんです。

では、なぜ、戻るのか?もちろん冷えるからです。
汗をかいた状態で、そのまま冷やすと内攻します。


だるい、手足が重い、皮膚がこわばる、筋肉が痛む、呼吸が苦しくなる・・・。
また、急激な視力低下や鼻汁がのどに落ちることもあります。
当然、寒気が起こります。


私自身が先日それになりました!
お風呂上りに居間のコタツでうとうとと寝てしまいました。背中を出して。
で、寒気を感じて起きた。
布団に入っても寒い。丸まっても寒い。
上にもう一枚分厚いパジャマを着ました。
寝ている間に汗をかいて、翌朝は寒気もなくスッキリしていました。
内攻していた冷えがちゃんと出たのです。


赤ちゃんは気をつけてくださいね。
赤ちゃんは一日のうち、ほとんど寝てますよね。
これから、暑そうだからといって、絶対にしてはいけないこと。
それは、すき間風のあたるところで寝かすこと。
涼しい風があたって、気持ち良さそう。
・・・では、ありませんからね。
体温の高い赤ちゃんにとって、汗の内攻は大敵です。
どうぞ、気をつけてください。


とにかく、汗はかいたら、すぐに拭く。
そして、冷やさない。
この時期は、特に、ご注意くださいネーー!!




  ** 2月のカラダ **    春がくるで〜

  +腎フィルターのお掃除+

カラダは立春を過ぎた頃から実は大きな変化をさせています。気づきますか?
このころに体調を崩したり、なんだかグズグズしたりするのはそのためです。

五行論では春は「肝」。 旺気です。つまり何もかも活発になる時期。
春の盛りに肝を活発に働かせるために必要なことがあります。
それは「腎のお掃除」です。

冬にしっかり働いた腎 (水分。12月1月のカラダを参照) をクリアーにして
しっかりと腎を休ませないと、春から肝はうまく働いてくれません。


腎臓は血液の濾過をしています。 この時期、腎の血流量が増していきます。
そうやって、「お掃除モード」に入っているのです。


年末年始の忘年会、新年会。
お節料理もしっかり食べましたね。 お餅も。
当然、胃腸にも負担がかかりますが、腎にも疲れが溜まっています。

腎の濾過フィルターが目づまりを起こしている状態。
ひどくなると、捨てられない物質が結晶化します。これが、腎臓結石ですね。
石が動くと激痛が走ります。 相当痛いらしいです。
結石までいかなくとも、この時期、多いのです。下痢、便秘、嘔吐。
そうそう、この時期、血尿も多いようです。(私だ)


腎の機能が低下すると、どうなるか? 怖いことにさらに、食欲が増してしまうんです。
腎は、体液中の酸を尿酸にして、体外に排出します。
しかし、その機能が低下すると、腎だけでは酸を処理しきれなくなり、その酸は胃にまわります。
つまり、胃酸が濃くなる。すると、余計に食欲が湧いてきます。
たとえ、胃腸がヘロヘロでも。これが、食べれば食べるほど、食欲がわく悪循環です。 怖い〜。


「この冬は、しっかり食べてしまったなあ。」と、少し反省気味の方。
来るべき春は、肝の季節。自然界もそうですが、内に蓄えたものを外に出す季節です。
だから、腎のフィルターが目詰まりを起こすくらい要らないものをためていたら・・・。
相当激しい排毒の症状が出てしまうかもしれません。 もしくは肝が弱くなる。


実は、花粉症もしかりです。
あれは、鼻の病気ではないですからね。
東洋医学的には、肝の変動としてとらえることが多いんです。

また、アトピーも春に悪化することが多いですね。
身体からしてみれば、「悪化」ではないんです。
それだけ、しっかり拝毒機能が働いてくれているわけです。


腎の機能の衰えをチェックする方法は?
いろいろ方法はあるのですが、もっとも簡単な方法は「舌を動かす」。

まずは、舌を思いっきりベーッと出してください。
そのまま、左右に動かしてみましょう。
次に、グーッと上に反らしてみます。
これを素早く繰り返してみてください。
食べ過ぎだと、舌の付け根が腫れています。だから、この動作がスムーズにできません。
さて、テストの結果はいかがですか?

食べ過ぎが確定してしまった方・・
春を前に腎のツケを肝にまわさないようにしたいですか?
腎臓のフィルター掃除の簡単な方法です。

まず、「食べないこと」です。
フィルターが目づまりしかけている方は、基本的に食べ過ぎです。
当然、胃腸も腎臓もお疲れ。ちょっと休めてあげましょう。

さすがに何も口にしないのは、辛いという方。
ついでに、フィルターのお掃除もしてしまいましょう。

それには、すりおろしりんごがオススメです。
胃腸や腎臓に負担がかかりにくいんです。

試しに2日ほど、すりおろしりんごだけの食事にしてみてください。
そのうち、濃いおしっこが出てきます。
つまり、結晶化の手前までいってた目づまりのもとを出してくれたんですね。
これで腎臓がリセットされます。


ただ、食欲がわいて、りんごだけなんて無理なら。
必要以上に食欲がわくのは、胃酸が濃いからなので、濃度を薄めてあげるといい。
それには、体液中の酸を排出してあげればいいんです。

普段は、腎臓が尿酸として排出してくれるんですが、疲れ気味なので
かわりに、汗で出しましょう。
別に激しい運動をしなくても、腰湯でいいですよ。お風呂でどうぞ。
上半身をバスタオルなんかで覚めないようにして、腎臓を温めてください。
顔から汗が出るのが目安です。


私は最近膀胱炎になりました。
疲れが溜まっていたり、睡眠不足で免疫が落ちていたのもあるのですが、
腎が疲れていたのは確かです。腎臓の裏側が自分でこぶしで叩くと、硬くて響きましたから。
ウォーキングで汗をかきます。すりおろしりんごもやってみます。

冬に蓄えたもの・・脂肪の他にも腎にたまったフィルターの目詰まり。
是非、リセットしてくださいね!
そして、春に向けて肝を、カラダ全体をキレイに元気にしてあげましょう!
そして、何か新しいものを芽吹かせましょう〜〜〜!




   ** 1月のカラダ **    新しい年。新しい自分。

先月、冬は「水分!!」と、水分を取ることの大切さをしつこくお話しました。
今月はその方法をもう少し具体的にお話したいと思います。

*****

できれば「水分」ではなく、「水」をとってください。
なぜなら、モノによっては余計に体内が乾燥してしまうことになるからです。

「玉露」などの濃いお茶や、コーヒーや紅茶は、カフェインをたっぷりと含んでいます。
カフェインは・・摂取すると利尿作用が強く、余計に「乾く」のです。
下手をすると、飲んだ量以上の水分が、尿として出てしまいかねません。
だから 「一緒に倍の量の水を飲め」と、言われるのです。

コーヒー、紅茶、緑茶だけではありません。ココア、コーラ、栄養ドリンクにも含まれています。
ちなみに、ウーロン茶にもカフェインが含まれています。杜仲茶や麦茶は、かなり少量です。
マクロビの方なら、たんぽぽコーヒーも少ないですね。

おっと〜、アルコールは、問題外ですよ。余計に、蒸発しますからね。
おまけに、カフェインより”さらに強力な”利尿作用があります。
飲みに行ったら、トイレが近くなりますよね?

この時期、”乾く”とは、つまり”冷える”こと。
お酒を飲んだ後、しばらくしてから、冷えて、ブルッと震えた経験はありませんか?
濃いお茶やコーヒーが大好きな方、身体が乾いて冷えるのは、その影響もあるかもしれませんよ。


お酒やコーヒーを飲んではいけないというのではなく、人生の楽しみですから飲んでくださいね。
ただ、そういう作用があるということだけは知っておいてください。
そして、普段以上にこまめに水分補給をすることです。

水分補給の基本は、水です。
「水分」ではありませんよ。  ただの「水」ですね。
先月に書いた「経口補水塩」は、水の15倍の吸収率で、体細胞に吸収されますから、理想的な水です。

*****

そして、大事なのは、量です。
ヒトが短時間に飲んで吸収できる水分量は、約200ml。
つまり、コップ1杯分くらいまで。だから、500mlのペットボトルを一気飲みしてもダメ。吸収されてません。
それどころか、胃腸を傷めることになりかねません。
次に、その間隔です。
大体10〜15分程度あけてください。

*****

「私はむくみやすいので、水分を控えているんです」・・と、ロミに来る方からもそう聞きます。
いえいえ。実は逆効果なんです。。。

身体にとって、食べ物よりも大事な「水分」。
その大事な水分が補給されないと、どうなるか??
しっかり 「溜めこみ」 に走るわけです。

つまり、水分不足が循環作用を停滞させてしまいます。
そうして、水分が奪われるのを防ぎにかかるわけです。 
こうなると、様々な症状が身体にも、心にもあらわれます。当然、むくみやすくなります。
また、”代謝機能”を低下させようとします。(太る〜〜)

つまり、水の動きを小さくさせるんですね。
すると、驚くことに身体を動かすのが億劫になってきます。
当然、精神活動にも影響が出ます。ものを考えることまでも億劫になってくるんです。
冬に何をするのも億劫になることが多いのは体内の乾燥も一因です。
水分が満ち足りて身体の循環が良くて、はじめて頭も冴えるわけです。

乾燥状態が続くと、普通に水を飲んでも吸収しなくなっています。
断食直後に食べられないのと同じです。身体が欲求を出してこなくなるのです。
だからそうなる前に、水をこまめに飲んで(魔法の水、経口補水塩を)、
水を取り入れる欲求を作り出してやることが大事。

*****

最後に冬に大流行するインフルエンザ。
気温が5度以下、湿度が40%以下になると、一気に患者数が増えるそうです。
裏を返せば、熱と湿度に弱いってことですね。

室内にいる時は、加湿器を有効に使うのも予防対策のひとつですね。
湿度は60%以上が理想的だそうです。
ただ、仕事などで外出される方は、そうもいきませんね。
寒くて、乾燥した大気中では、インフルエンザウイルスも元気モリモリです。
でも、鼻や口から体内に取り込まれた時に、体内が水分で十分に満たされていると、かかりにくいんです。
体内の湿度が高いってことですから。(温度は36度なので問題なし)

*****

冬は体液の循環も滞りやすくなり、同時に脳の中の循環も悪くなります。
冬に脳卒中や脳梗塞が増えたり認知症の発症が増えるのは、それも原因と言われています。
身体の循環を良くし、脳内の血流の循環も良くするには、水分をしっかり摂って
循環を促すことも大切です。

*****

冬場、身体のことで最も気をつけたいこと・・・それは何をおいてもまずは「水分補給」です。
あなたの体内は、充分に水分が足りてますか?




    ** 12月のカラダ **    冬将軍おでまし


本格的に冬ですね。
師走なので、当然ですね(笑)
空気もかなり乾燥しています。
カラダもかなり乾燥しています。(本人はそれほど自覚はない・・)

そういえば、最近は、外で走り回っている子どもを目にしなくなりましたね。
私たちの子どもの頃は、毎日走り回ってました。
まさしく「子どもは風の子」でしたね。
ところで、なぜ、「子どもは風の子」だと思いますか?

それは、細胞の水分含有量です。
つまり、子どもは、身体に水気が多いから。
でも、水気が多いだけでは、ダメです。
冷えて、身体が重くなります。
その水が効率良く循環していることがポイントです。

中国にこんな言葉があります。
「流水不腐(流水は腐らず)」
まさに、この言葉どおり、スムーズに流れている限り、体内の水もきれいです。
停滞した水は、悪さをするわけです。
これを「水毒(すいどく)」と言います。
血液、リンパ液なども含めた体液がそうですね。
マッサージはこの「水毒」を予防、改善します。

そして大切なこと!水気が多く、ちゃんと循環していれば、冷えにくい!
実は、冷えは、「乾き」から来るんです。意外でしたか?
だから、靴下を何枚履いたところで、根本的な解決にはならないわけです。
この時期、ただでさえ、空気が乾燥していますね。
そこへ一日中、温風暖房が効いているわけです。
身体の内側から、とても乾いてきます。

マッサージで使うエミューオイル。
冬は、夏の平均1.5倍使用します。ほぼ全員です。。
塗るさきから、乾いた肌がどんどんオイルを吸収していきます。
3人でなくなっていたボトル。今はいつも2人で空になります。

このような体内の乾きには、加湿器ではあまり役に立ちません。
湿度が高すぎると、皮膚呼吸が阻害されます。
だから、呼吸がしにくくなります。
空気が乾燥しているほうが水分が放散しやすいわけです。
その点では、乾いているほうが呼吸は楽です。

ただ問題は、その乾いた身体が”外気の冷え”と重なってしまうことです。
歳をとるほど、細胞の水分含有量が減っていくわけです。
つまり、乾いていく。
つまり、冷えやすい。
だから、お年寄りほど、着ダルマ状態になっていくわけです。
若くして着ダルマ状態になっている人は、老化を先取りしちゃっているんですね。
逆に言えば、冷えに強くなるということは、お肌がみずみずしくなっている証し。
それも若返りのひとつの目安になりますね。

最も簡単な対策は、「水を摂ること。」
当たり前のことやん・・って思いますね。
ただ、ここで注意があるんです。
それは、ほんとに水であること。
お茶や汁物では、高い効果は期待できません。
それは、「水」ではなく、「水分」ですからね。
腸で吸収される時に混合物が混ざっているわけです。
その結果、水だけを吸収する時とは、反応が変わってきます。
そういう意味では、「経口補水塩」は、いいですね。

  *経口補水塩(体内への水の吸収率が10倍。ちなみにスポーツドリンクは6倍)
       水;1リットル
       塩;小さじ1/2
       砂糖;小さじ4
    これらを混ぜたもの。
    唇が乾いたらちょびちょび飲むこと。確実にお肌がしっとりしてきます。
     (私も飲んで2週間になりますが、唇が乾きません。唇の渇きはカラダの乾燥の目安です)
    塩と砂糖を意図的に混ぜて、吸収率を高めているわけです。

もうひとつ、ポイントがあります。
できるだけ、生水を飲むことです。
つまり、温めないで、冷たいままで。 これは、なぜか?
それは、外気との差を作りたくないんです。
でも、冷たいまま飲めば、冷えるじゃないかって思いますよね?

確かに、じっとしてたら、冷えますね。
じっとしてたら、「流水不腐」にはならないですね。
そう、冷え防止には、水が体内で循環していることがポイントなんです。

「風の子」の子どもは、走り回っているでしょう?
これは、筋肉の運動により、水が停滞せずに、しっかり循環しているわけです。
これなら、全く冷えません。
だから、循環器の働きも大事です。
つまり、心臓や腎臓ですね。
そしたら、これら循環器の働きを活発にするには?

実は、筋肉運動にくわえ、呼吸器や生殖器が健全に保たれていることが条件になります。
いずれも加齢とともに衰えてきますね。
でも、生殖器については「腎を養う」。
簡単な方法は先月お話した「耳を引っ張ること」です。
呼吸器に関しては「呼吸を養う」ことが衰えない方法です。
”長く” ”深く” ”静かな” ”安定した” 呼吸。

でも、実際に水がしっかり循環しているかどうか、分かりませんよね?
もし、水が停滞してくると、身体に様々な変化があらわれます。

身体で水分をもっとも必要とするのは、粘膜です。
中でも、乾燥した空気をダイレクトに吸い込むところ。
つまり、鼻の粘膜がまっ先に影響を受けます。
そうなると、鼻が乾いてきて、詰まります。
鼻水が出るのは、その乾きに対する抵抗です。

鼻が乾いた次は、どこへ来るか?
それが、眼なんですね。
眼の粘膜が影響を受けます。
眼が乾くと、疲れやすくなります。
もちろん、疲れ目には、パソコンなど、様々な要因が考えられます。
でも、空気が乾燥するこの季節。
眼の粘膜の乾きもそれに追い討ちをかけているのかもしれません。
そうなると、眠っても眼の疲れが抜けないから、目覚めが悪い。
起きても、眼だけがショボショボする。
冬の乾燥した冷たい空気にさらされると、涙が出てきた経験はありませんか?
それは、眼の粘膜を保護しようとしているんです。
これも身体の防衛本能の表れなんですね。
さらに、眼が乾いてくると、呼吸まで浅くなるんです。

だから、とにかく水をしっかり摂ることなんです。
特に、眼が疲れた場合は、蒸しタオルも効果的です。蒸気がいいのです。
目頭に5〜6分あてて、温めてみましょう。
これは、精神的にも落ち着かせてくれる効果がありますよ。特に冬場には、オススメです。

眼の疲れは胸椎3〜5番が硬くなります。
その眼の急所をゆるめたら、いいんです。
はい、左右の肩甲骨をグーッと引き寄せてください。
同時に頭を十分にのけぞらせてみましょう。
これを3〜5回やってみてください。
簡単に眼の疲れを取る方法としては、オススメですよ。
仕事の合間にやってみてください。

人間の身体は季節によって様々な変化をしています。
身体に注意深く目を向けると、いろいろなサインを発しているものです。
しみじみ・・・身体って賢くて偉いですね。
是非、身体の声をキャッチしてあげてくださいね。




   ** 11月のカラダ **    お堀めぐりは楽し


寒くなってきました。
いつまでも温かい・・と思っていたら、ようやく冬本番が近づいてきました。
もうすぐ12月ですもんね。
寒い時は「とっさに何をするか!!」

答えは・・・・耳を引っ張ってください。
それも、耳たぶの付け根がいいですね。
思いきり、ギューッと。痛いくらいに何度でも。

どうですか?

首の付け根から足まで温まってきませんか?

おなけに、耳を引っ張ることは、
頭蓋骨と頭皮を引き剥がす、唯一の方法なんです。

頭が疲れたり、重くなったりしたときも、耳を引っ張ってくださいね。
(ムウアロハでもロミの終わり頃にギュウギュウ引っ張りますね^ー^)

東洋医学では、耳は腎が主(つか)さどります。

耳を何回か引っ張って、温めてやると、
腎臓が活性化されます。

そのため、全身の血行が促進されるのです。

お手軽に出来て、即効性がありますから、
是非、これからの季節、お試しくださいね。

今月は遅くなりました。


   ** 10月のカラダ **    芋栗南京が美味しくなるね


秋は「食欲の季節」です。
冬に備えてカラダに脂肪を蓄える・・・はもちろんですが、別の原因も実はあります。
活動量を考えれば食欲は低下してもいいわけですが、なぜ食欲の秋なのでしょう。

それは涼しくなってきたせいです。カラダの「冷え」が食欲を招きます。
そのメカニズムはこうです。

冷える → 皮膚が縮む → 汗腺も縮んで汗が出なくなる → 腎臓に負担
→ 尿酸を排出しきれない → 尿酸の過剰分が胃で胃酸化する → おなかが減る

試しに足を冷たい水につけてみてください。おなかが減ってきますよ。
ただし、やり過ぎたら腎臓を傷めるので要注意です。

つまり、それを逆手にとって、おなかが減って困る人は、足を温めればいいんです。
つまり、「足湯」。 ムウアロハでいつもやってますね。^ー^


もうひとつ。皮膚が縮むと骨盤が閉まってきます。
骨盤が閉まると性欲が高まります。
秋に妊娠する方が多いのはそのためです。

心理学者のフロイトは性欲から発生するエネルギーのことを「リビドー」と名づけました。
このリビドーが性欲以外の活動に使われることを「昇華」と言います。
秋に代表される食欲はその昇華の最も顕著なものです。
他にもスポーツや、芸術、、読書なども、源は性欲だと考えたのですね。
「性」は「生のエネルギー」を養っているのです。

なんとなく人肌が恋しくなったり、センチメンタルな気分になるのも、
骨盤の閉まりと関係があるのです。 女性はより一掃情動的です。
秋は人間にとっては、「生殖の季節」でもあるんですね。

性欲や食欲は個人の問題だけではないようですね。
もちろんコントロールするのは個人の問題ですが、「種の保存」という生物学的な
大きな流れの中で宇宙的意思が働いているようにも思われます。
だから無意識に季節の変化によって、カラダも自然にそれに反応するように出来ている。
そんな法則を知ると「カラダに委ねる」ことの大切さも思います。

「食欲の秋」の裏にはこんなことも隠されているのですね。

多少の食べすぎも季節の変化による「生のエネルギー」と考えましょう。(笑)




    ** 9月のカラダ **    甲子園にも うろこ雲  8/25決勝戦にて

9月です。
空にも、風にも、海の輝きにも、真夏とは違うものを感じます。
今の時期に注意したいことをざっと書いておきます。

季節の変化についていくためには、しっかりと汗をかくことが大切。
でも、この頃になると、雨が降ったり朝晩が冷えたりして、皮膚が引き締まり、汗を真夏ほどかきにくくなります。
余分な水分や老廃物を汗から出せなくなると、おしっこに頼ることになります。

体内に蓄積された公害物質などは、汗でしか排出しきれないし、
筋肉の疲労も汗をかくことによって、はじめて回復されます。
つまり質的にも量的にも、おしっこだけでは間に合わないのです。

追い詰められたカラダはどうするか?「風邪をひかすんです」。
風邪は病気ではなく「補正作用」。間違っても薬で抑えると、体はどんどん弱くなっていきます。
季節の変化に帳尻を合わせていけば、風邪はひきません。
では、どうすればいいのかしらん??



体が季節の変化についていけない原因は「温度」よりも「温度差」。
たとえば、夕方急に冷えると、半袖の肘が冷えて風邪をひく。
朝方のもっとも気温が低い時間帯に足を出して寝ていると、足元から風邪をひく。

だから、一日の中で、気温にあわせて、服を着たり、脱いだりする。
そんな調整が、一番大事な時期なのです。
いつまでも真夏の格好をせず、長袖を着て冷えないようにしてください。



皮膚も呼吸器。汗がかきにくいと、皮膚呼吸がしにくくなります。
身体にとっては、いきなり鼻や口をふさがれるのと同じこと。
そのせいで、突然、不安になったり、発作的なパニックを起こすこともあります。

そんなこんなで急に気分がへこんでしまったら、お風呂に入りましょう!
その名も「しゃぶしゃぶ」入浴法です。
熱めのお湯にさっと入り、さっと出ます。
寒さに驚いた身体。逆に、熱さでびっくりさせる作戦です。
(ただ、心臓が弱い人は、控えてくださいね。)
すると、ドッと汗が出ます。出したくて、うずうずしてたわけですから、身体も心もすっきり軽くなります。



これから、日に日に涼しくなっていきます。
季節の変化に身体がついていけない場合、ノドが痛くなったり、鼻水が出たりします。
まず、呼吸器系にサインが出ます。
肺は、「悲しみ」の臓器です。
気分が滅入ったら、是非、熱めのお風呂でいい汗をかいてください。
^ー^