ハワイの魂について  

  イギリスのキャプテン・クックが初めてハワイという島に降り立ったのは、1778年(今から220年ほど前)です。

  その10年後に、アメリカの船もやってきて、およそ百年前に、とうとうアメリカの一州都になってしまいました。

  それまでのハワイは王朝制で、カメハメハ大王やカラカウア王(明治時代 日本にもやってきました)が島を統治し、

  「ハワイ語」という言葉を話し、独自の価値観や宗教で、自然と共に暮らしていました。  

  「ハワイ語」は禁止され、英語とキリスト教を教えられ、 暮らしも少しずつ変化してきました。

  今ではすっかり、「観光地・リゾート地 / ハワイ」になっています。


  最後の女王、リリウオカラニ女王は、アメリカに幽閉され、一生ハワイには戻れませんでした。

  ハワイを去る船の中から、長い間暮らしてきた青い空、青い海、緑の島、ハワイの風、虹、花、山・・・

  などに別れを告げました。「もう一生、戻ることはできない・・」

  そのときにできた歌が 「アロハ・オエ」です。  「わたしの愛しいハワイよ、さようなら」と。

  10年前にハワイ島に行ったとき、案内してくれたおばさんが、車の中でこの歌を歌ってくれました。

  私たちも一緒に歌詞のプリントを見ながら歌いました。

  「この歌を忘れないでね。」 「ハワイの哀しい歴史も覚えていてね。」・・そう言われました。


  古代ハワイの人々にとって、神様は 「自然」 でした。

  朝、日の出と共に起き、朝日に向かって「今日も始まった。よい一日に。」と、チャント(祈りと踊り)をし、

  一日をゆったりと暮らし、笑顔を忘れず、アロハ(愛)の精神を忘れず、

  食べることと、体をいたわることに気遣って、一日を終えました。

  夕日に向かっても、「一日無事終えられた。ありがとう。」と、チャントをします。

 言葉の代わりに 「レイ」(花や草で編んだ飾り) ・・で気持ちを伝え、また、フラ(ダンス)によっても

 物語を伝えました。 フラの動き、ひとつひとつが「言葉」なのです。

 ハワイ語には 「憎む」 「妬む」 「嫌い」 などの、ネガティブな言葉は存在しませんでした。

 人を傷つけると、必ず、同じだけ、自分に還ってくると信じていました。


  * ALOHA * 

     ALOHA の 「alo」 は・・・・  共存する、経験を分かち合う、今というこの瞬間に心をおく

            「oha」 は・・・ 楽しさ、幸せ、喜び、など

            「ha」 は・・・ 息、聖なる神からの息吹き、人生、生命など

       =「聖なる神からの息吹きを分かち合い、楽しさ、幸せ、喜びの経験を今ここで分かち合い共存する」=
           という意味になります。

  今、一緒にいる人と(家族、友人、恋人、など) と、共に幸せを分かち合っていますか?
   何かの縁で自分と出会った人。 つながっている人。 大切な大切な人です。 生きている間は幸せを共有しましょう。

  また、ハワイ語では、ひとつひとつの文字も意味をもちます。
  
A.・・AKAHAI(親切、優しさをもって表現する) /  L・・LOKAHI (調和、融和をもって表現する) /  O・・ OLU‘OLU (快活、快適さをもって表現する
  H
・・HA‘AHA‘A (謙虚、控えめな態度をもって表現する) /  A・・AHONUI (忍耐、辛抱強さをもって表現する)


  * ロミロミ について *

 古代ハワイでは、お医者さんはおらず、「カフナ」と呼ばれる 宗教家でもあり医術者でもあった 王の次に尊敬される人たちがいました。

 病を治したり、心の病気を治す「シャーマン」でもありました。

 その技術は、世襲制によって、代々伝えられ(家族の中から優秀な子や孫に伝えました)、人々にあがめられなくてはならないものでした。

 ハワイ王朝がなくなり、カフナも少なくなり、今では西洋医学が主流ですが、まだまだハワイには独特の医療が残っています。

 薬草学 ・ 色彩による治癒 ・ メディテーション(祈り) ・ ロミロミ・・・・などです。( ロミ=揉む )

 最近は世界中にこのロミロミの技術が広まっています。 今では、カフナたちがハワイ以外にもこの素晴らしい技術を広めています。

 でも、短期間で習得できるものではありません。 一生がロミの勉強です。 わたしもまだまだこれからも精進していきます。

 少し習っただけで、技術は身につきません。 いろいろな技術、施術、方法があるからです。

 もっと本来の真実の、流行ではない ロミロミを習得できる環境が増えればいいなと思っています。

 
 
 ロミロミについて


     日本では、ロミロミ=マッサージ というイメージしかないかもしれませんが、体を用いたテクニックは 実はそのほんの一部です。
   
      ハワイでは 「祈り」 「許し」 「クレンジング(浄化)」 が行われたあと、初めて、身体に処置を行っていきます。

      東洋のテクニックのように 「ツボ」を刺激して神経に影響を与えるのではなく、主として、循環系に働きかけ、

      体液 (血液 ・ リンパ液 ・ 細胞液) を流すことに重きを置いています。

      無条件の愛で横たわる人を包みながら、筋肉と結合組織を伸ばし、広げて、皮膚を温め、こわばった間接を緩め、
 
      循環を促し、内臓を正しい関係へと ソフトに戻していきます。

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      また、ハワイナンの精神でもある 「HO‘PONO‘PONO・ホオポノポノ」も、ロミロミの重要なひとつです。

      人間関係における、自己の「許し」 や 「再調整」 を意味します。

      自分、そして、他人を許すことは、力を高めるための 最も大切なツールです。

      だからこそ、「許し」とは 許された者よりも、 許した者によりおおきな祝福のギフトが与えられるのです。

      このホオポノポノの精神は、現代の社会では重要なことなのですが・・・・。

      
      また、常に最高の状態 (ポノ) をイメージすることが大切だと言われています。

      悪く不安に考えると、それがそのとおりになり、最低の状態 (ピリキア) を引き起こし、

      それがまた 次の ピリキア を引き起こしてしまう・・という悪循環になります。

      だから 心の中は常に 「いいイメージ」を持つことがとても大切なのです。

      昔々のハワイアンたちが、すでにこういった考え方をしていたのです。


  ハワイの7つの知恵  ・・・  生きてゆく上で大切なこと  ・・・

   ike イケ ・・ 
世界はあなたの思うとおりになります。 今の状況はあなたが思ったとおりの環境です。

   kala カラ ・・ 
限界は存在しません。限界は必ず乗り越えられます。

   makia
 マキア ・・ エネルギーは注意を向けるところに流れます。

   manawa マナワ ・・ 今力を出さないといつ出すのですか。今しか存在しません。今を精一杯生きること

   aloha アロハ ・・ 
愛は無条件です。今共にいる人と幸せを共有しましょう。

   mana マナ ・・ 
全てのパワーは自身の内から生まれます。内から外へと放たれています。

   pono
 ポノ ・・ 真実を測る目が大切。違うと感じたらすぐに方向転換を。執着はエネルギーを失います。